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【おすすめ書籍】忙しい毎日だからこそ立ち止まる。「働き方の哲学」で介護のプロとしての視点を磨こう
日々の業務、本当にお疲れ様です。 現場に入っていると、目の前のケアや記録、連携に追われ、「あっという間に1日が終わった」と感じることも多いのではないでしょうか。
一生懸命だからこそ、ふと「自分はこのままでいいのかな?」「もっと良いケアをするにはどうしたらいいんだろう」と迷う瞬間があるかもしれません。
今日は、そんな時に頭の中をスッキリ整理してくれるおすすめの一冊、『働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える』(村山昇 著)を、私たち福祉の仕事に照らし合わせてご紹介します。
この本が教えてくれる「3つの視点」
この本は、仕事にまつわるキーワードを「図」にして解説しているのが特徴です。その中から、特に私たち福祉スタッフにとって大切な3つの視点をピックアップしました。
1. 「虫の目」と「鳥の目」を持つ
虫の目(現場の視点): 利用者様の表情の変化、皮膚の状態、足元の危険など、細部を見る目。
鳥の目(全体・長期の視点): その方の人生、ご家族の思い、1年後の目標、チーム全体の動きなど、高いところから全体を見る目。
日々の業務ではつい「虫の目」ばかりになりがちですが、時々「鳥の目」でその方の人生全体を見渡すことで、かける言葉やケアの優先順位が変わってくるかもしれません。
2. Will・Can・Must(やりたい・できる・やるべき)
仕事のモチベーションは、この3つの重なりで決まると言われています。
Will(やりたいこと): 利用者様を笑顔にしたい、こんなケアを実現したい。
Can(できること): 介護技術、コミュニケーション能力、資格。
Must(やるべきこと): 安全確保、法令遵守、記録、組織のルール。
新人の頃は「Must(やらなきゃいけないこと)」で精一杯かもしれません。でも、研修を受けて「Can(できること)」を増やし、利用者様への想い「Will」を大切にすることで、この3つの重なり(=働きがい)はどんどん大きくなっていきます。
3. 感情労働とプロフェッショナリズム
福祉の仕事は、自分の感情をコントロールして相手に接する「感情労働」の側面があります。 この本では、「感情」だけに頼らず、「技術(スキル)」と「考え方(マインド)」のバランスを取ることの重要性が説かれています。
「優しさ」だけで頑張ると、心が疲れてしまうことがあります。「知識」や「技術」という裏付けがあって初めて、継続的でプロフェッショナルな「優しさ」を提供できるのです。
最後に:あなたの仕事は「地図」に残らないけれど、「心」に残る
この本には、仕事を考えるための72の視点が紹介されています。
私たちの仕事は、建物を作るように地図に残る仕事ではありません。 しかし、利用者様やご家族の「心」と「記憶」に深く残る、代わりのきかない仕事です。
「ちょっと最近、視界が狭くなっているかも」と感じたら、ぜひこの本を手に取ってみてください。きっと、明日のケアに向かう視界がクリアになるはずですよ。

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